2020年11月11日 20:32

『ハイブリッドタッサー』、久しぶりに登場です。

上に乗せる柄、配色の検討、織る機が動いていなかったなど、モノづくりが止まっていました。ここからようやく前に進めることができそうです。

IMG_0148.jpeg
『ハイブリッドタッサーの白生地』

この『ハイブリッドタッサー』という白生地は、ある比率で(ここがこの生地の核部分)絹糸・タッサー・紬糸の3種類を混合させて織ります。そうすることで、光沢・しなやかさ・織物の復元性、文様の奥行きなど独特の雰囲気が表現できます。

スクリーンショット 2019-06-03 11.49.17 (1)-2.jpg

時間を掛けて、様々なパターンを試しただけあって、絶妙なバランスを持ってて、貴久樹さんとのコラボで制作したヘナ系の柄を乗せたり、横段のボカシを染めたりと汎用性もあって、これからも大事に育てて行きたいモノづくりの一つです。

今回織り上がった反物は、生地の特性を活かした、縦ボカシ(おそらく麹塵染)。もう一つは唐長文様『双葉葵』。 特に双葉葵は、生地の光沢と紬節を考慮に入れながら、抜染で行こうと配色しています。 どんな風に上がってくるかは、乞うご期待です。

<<前の記事   次の記事>>

検索

LINE@はじめました
友だち追加

最近の投稿

五代目日記 一冊目