2021年6月 5日 12:30
紅村帯-続き
実際に完成したものは、林さんと周りの一部の方だけにご覧頂いた、最初の帯。
止まっていられませんので、その続きからモノづくりを進めています。
デザインは1柄目のベース部分を使いますが、織組織をアレンジ、上がりは全く異なるはず・・・。
ということで、『織組織を新しく。』
それが今回のモノづくりのメインテーマとなっています。
今回に関しては、すでに帯として結ぶと、どんな着姿になるのか?
つくりたい雰囲気は漠然とイメージが出来ています。
ただし、具体的にはどんな帯になるのか。
紋、糸、しぼ織の一種なので縮ませ方など、色んなパターンで試験織を取りながらも、そのイメージになかなか近づかない状態です。
この方向の延長で完成すれば・・・という前提でもう少し具体的に書くと
ベースはしぼ織の中の夏しぼ。
それの裏組織(裏側)を表にして、裏糸を綴じる。
しぼがこの帯でいうと裏に出る。表は谷を作る=陰影は奥に出来る。
試験織を見ていると、この裂で小物も面白そう・・・
と横道に逸れそうな気持ちを抑えながら(笑)、進めたいと思います。
また、良い続報をお知らせできるように、モノづくりがんばります。
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