2021年10月22日 12:20

モノづくりが進む気配

業界全体と同じように、現在でもとなみ織物でも生産調整を行なっている状態です。
ですので空気が良いとは言えませんが、織れる体制になれば、
いつでも・・・と図案や意匠図などの手前までのモノづくりは進んでいます。

そのため、今のモノづくり進度はかなりゆっくり。
図案や紋づくりから時差があって、忘れた頃ぐらいに織上がり。
と時間差がありますので、場合によってはモノづくりの仕切り直し。これにはまだまだ慣れていません。

そんなこともあって、ちょっとした変更を加えたモノづくりをしながら、待つ。

例えば、総紗縫。
図案は同じでも、意匠図と配色を変更する。
地は以前と同じ、黒の経糸に緯糸も黒で製織。

前回は柄部分のお月さんは黄色一色。 今回は、配色変えとして赤一色。

他にも、紋で途中色を変えれるようにして、多色を使ってみるなど。

少しずつ動かしながら、大きなモノづくりもその裏で進行中させていく。
それはまた紹介したいと思います。

そんな状態です。

タグ：月柄, 総紗縫