2021年11月15日 21:00

縞もしくは横段の帯。

となみ織物でも昔からよく使い、普通にどこにでもある縞や横段の柄。
(縦は縞柄、横は横段としています)

織りでやろうとすると、今ほとんどの帯が緯糸で柄を織りなすことから、
経糸に対して緯糸の色を一定の割合で変えることで、横段柄となります。

縞柄の場合は、経糸を縞に整経して、無地糸を織る。
もしくは、ちょっとだけ紋に気をつけながら、緯糸を二色もしくは三色つかって織る。

どちらの場合も、その割合や色を変化させることで、 縞や横段の雰囲気はごろっと変えることができる柄です。

そして、今制作しているものは、とりあえず横段から。
まずはあるものを配色替えするところから始めています。 紋は、こんな感じ。 DSC09543.jpg

よく作楽シリーズの裏地にも使っていたため、
モノづくりをある程度し尽くした感もありましたが、紋(意匠図)をジッと見ていると結構遊べそうな隙間がみつかります。

これをどういう風に形にするかは、ちょっと楽しみにしていて下さい。

まずはPOPな配色で上げていきます。

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