2022年3月29日 22:34
モノづくりの沼/紹巴織の緻密さの裏返し
経糸を覆い隠すように緯糸(緯糸)を通して製織する『紹巴織』。
note『紹巴織』
→https://note.com/senpukuya5/n/ndac90faece33?magazine_key=mc03bc13314f1
ほぼ、緯糸の色が表に出る織組織です。
また筬での打ち込みも多いため、かなり緻密な表現が可能です。
モノづくりを開始して一番最初、図案の前にするイメージづくり。
を動かさない場合、紹巴織の場合、この緻密さがあるため、いつまでもモノづくりができます。
自分の中では、『モノづくりの沼』と思っています。
この沼にハマりそうな場合、途中で切り上げるか、とことんまで浸かるか?
基本的にモノづくりは進めているうちに、軽くは沼にハマります。
あまりに早く途中で切り上げてしまうと、手を抜いた様に(自分の中で)感じることもあるので、
納得できるまで、結構引き際が肝心だと思いながら、ハマります。
今回の紹巴織で制作している帯も花の縁。
ここの濃淡、消え方、白の使い具合。そこにとにかく時間が掛かりそうな予感がしています・・・。
そこがモノづくりの面白く魅力のあるところでもあったりします。
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