作品紹介

伊藤若冲

十八世紀京都、青物問屋の長男に生まれた伊藤若冲。四十歳で家督を弟に譲り、画業に専念。当時流行の狩野派に学びつつ超える表現を目指し、全く独自の絵画的世界を創り上げました。若冲はしばしば『奇想の画家』と呼ばれますが、それは動植物を描写する鮮やかな色彩、現実よりも精緻繊細な造形力が所以といえます。その世界を『織』として表現したとなみ織物は、若冲の世界を崩さぬよう、持てる技巧を駆使し、織り上げています。

略歴

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