作品紹介

竹久夢二

1920年代の日本は、現在私たちの営んでいる都市生活のスタイルが確定した時代であり、その新しい風を『大正モダニスム』と呼びました。その象徴的な商業デザインの旗手を夢二は担いました。モダンやハイカラといった言葉をビジュアルで表現し、リードしたのが他ならぬ夢二の画業といって過言ではないでしょう。つぶらな瞳の愁いをおびた”夢二式美人”は、多数の画集や雑誌を通して、大正期の大衆の心をとらえ、いまなお魅了し続けています。夢二の優しさ、懐かしさ、溢れる詩情に注目し、制作致しました。

略歴

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